近江牛だけじゃない、滋賀県を訪れたらぜひ食べたい名産品とは?(近江米・鮎料理など)

滋賀県は真ん中に琵琶湖が鎮座していて、西側と東側に分かれています。昔は近江の国と言い、近江の歴史を語ると日本の歴史になるというくらい古くから栄えた場所です。

また中山道と東海道が交わる交通の要所でもあり、近江商人の故郷としても有名です。そういう土地柄の滋賀県には、信楽焼などの焼き物や工芸品などの特産品も多く、古くは穴太衆(あのうしゅう)という、寺院や城の石垣を作る石工の専門職も有名です。

しかし、琵琶湖の恵み、地の恵みではぐくまれた名産、滋賀県を訪れたらぜひ召し上がっていただきたい食べ物がたくさんあります。

オススメの食べ物は「近江牛」

ここの名産は、近江牛です。日本三大和牛のひとつと言われていますが、なんと1590年、豊臣秀吉が後北条氏の小田原城を攻めたときに、高山右近が、蒲生氏郷と細川忠興に牛肉をふるまったという話があるそうです。

そして、近江出身の蒲生氏郷が、近江蒲生日野の領地で食肉牛を飼育して、近江牛の普及に貢献したと言われています。

江戸時代は仏教の影響などで肉食は否定されて、イノシシ肉などが薬としてこそこそと食べられていたようですが、江戸後期に干し肉にされた近江牛が養生薬として彦根藩から将軍へ献上されたとか、松平定信、徳川斉昭などの大名に、味噌漬、粕漬にして贈られたことが、彦根藩の記録に残されているという、日本における最も古い食肉牛の歴史を誇っています。

 

もち米としても有名な「近江米」

琵琶湖に象徴されるように、おいしい良質の水源があるので、良いお米がとれます。「近江米」と呼ばれています。

近江米のもち米をもらったことがあり、そのもち米で作ったお餅があまりに上品でおいしかったので我が家では大騒ぎになったのですが、後で聞くと、京都の和菓子屋さんなどでも近江米の餅米を使っているということで、なるほどと思ったものです。

 

他にも「地酒」「鮎料理」「鮒ずし」「鯖ずし」が有名

そして、良質の酒造好適米の「日本晴」「玉栄」の名産地でもあり、近江盆地を取り囲む山々から流れ出る豊富な地下水で作られる、近江の地酒の種類もこれまた豊富なのです。

また、季節の鮎の飴煮、昆布巻きなども絶品ですが、実は京都の鴨川の川床で出されている鮎料理も、琵琶湖で採れた滋賀県産のものだということでした。ということで、お隣の京都で上品に出されているお料理も、元をただせば滋賀県産ということも多いと思います。

他にも、発酵させて作る珍しい鮒ずしや、鯖ずしも有名だし、最近有名になった、おたくあんとマヨネーズのコラボが絶品のサラダパン、今はない安土城を居城とした織田信長が作らせたという、赤こんにゃく、丁稚羊羹などもあります。

琵琶湖に飛来する脂ののった鴨の鴨鍋や、香りとのどごしの良さで知られ環境こだわり農産物の認証を受けた多賀そばも、ぜひおすすめしたいですね。