【京都観光】真っ赤に燃ゆる紅葉と悠久の歴史を感じる寺社めぐり

友達と一緒に京都へ日帰り観光に行ってきました。ちょうど、紅葉が見頃のシーズン、11月の肌寒い頃の事です。さすが、京都。どこへ行っても観光客の多さにびっくりします。

JR京橋駅で京阪電車に乗り換えます。京阪電車の東福寺駅で降り10分ほど歩いたところにあるのが、東福寺です。

初めは通天橋を歩きながら紅葉を眺める

通天橋をゆっくり歩きながら真っ赤に萌える紅葉を観てきました。紅葉も見つつ、通路を歩く参拝者が、いない隙に写真を撮ったりと、なかなか忙しかったですが、紅葉の素敵な写真もいっぱい撮れました。

ここは、大手鉄道会社の広告で写真が出ていたこともあり、さすが圧巻の眺めでした。まさに絵になるとは、この事を言うのだと思います。ちなみに、通天橋と開山堂の拝観料は400円です。

 

恋愛成就で有名な「地主神社」へ!実際に恋占いをやってみると…

その後、バスで次の目的地へ行きました。清水の舞台を出て、すぐ左のところにあるのは、地主神社です。縁結びや恋愛成就で有名な神社です。

清水寺のすぐそばにあります。ここで有名なのが、恋占いの石です。10メートルほど離れた間隔で恋占いの石と呼ばれる守護石が、2つ立っています。

その片方の石から、もう一方の石へと目をつぶって辿りつくことができれば、恋が成就すると言われています。私達もチャレンジしてみました。

観光客で賑わう中、実際にやるのは、恥ずかしかったです(笑)

今回、残念ながら、向こう側の石には、辿りつけませんでした。目をつぶって真っ直ぐ歩くというのは、なかなか簡単なことではありませんでした。

友達の「ぜんぜん、ちゃう(違う)ところ行ってるで」の声で目を開くと石と石の間どころか、まったく違う方向に歩いて行っていました。

 

紅葉で綺麗な南禅寺へ行ってみたら…

またもや、バスで向かったのは、南禅寺です。日本3大門の一つと言われている、南禅寺の三門。その周りは、真っ赤に映える紅葉でとてもきれいでした。

南禅寺近くの水路閣では、記念に写真を撮りました。水路閣とは、レンガ造りのアーチ型の橋脚のことです。琵琶湖から京都市街に水を引くためのもので今でも現役で活躍していて橋の上には、水が流れているんです。

なんでも明治時代に建築されたのだとか。かなり古びていますが、趣があり、紅葉との調和が、とても素敵でした。橋の上へと登り、水が流れる様子も観てきました。

明治から現代へと、その歴史を感じます。また、ドラマやCMのロケ地として撮影でよく使われる場所なんですって。確かに、筆舌に尽くしがたい雰囲気が、漂っています。

 

最後は永観堂(禅林寺)に訪問!

最後に歩いて訪れたのは、永観堂(禅林寺)です。10分くらいで着きました。総門から入り奥へ進んでいくと拝観券売り場があります。

そこで、拝観料600円を納めます。釈迦堂から庭園を眺め、そこを通り抜け御影堂と阿弥陀堂へ進みます。真っ赤に色づく紅葉が、ここでも楽しめました。

永観堂では、多くの木々が、紅葉で色づき見どころ満載でした。放生池の周りも紅葉が赤く色づき、池に映りこむ紅葉が、また違った趣で鏡のようにきれいに反射し美しかったです。

和歌山にある日本の仏教の聖地「高野山」の寺院とその歴史

高野山は和歌山県伊都郡高野町にあり、周囲を標高1000メートル級の山々が囲む場所を指します。高野山は標高800メートルに位置しており、日本の仏教の聖地として崇められており、観光客も多く訪れます。

現在ではユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、日本を代表する歴史と文化を持った場所です。今回は高野山のお寺とその歴史についてご紹介します。

高野山が仏教の聖地として発展した由縁

まず、高野山の読み方についてですが、正しい読み方は「こうやさん」です。「たかのさん」ではありませんのでご注意ください。続いて、高野山が日本仏教の聖地として発展したその由縁を紐解いていきましょう。

遡ること役1200年、平安時代の天皇である嵯峨天皇より弘法大師として名高い、空海という僧侶に高野山を下賜します。これがすべての始まりで、空海は高野山を開きました。空海は真言宗と呼ばれる宗派の開祖で、当時はまだ新しい宗派でした。

そこで空海は真言宗の僧侶の修行の場所として高野山を利用します。その後、高野山は順調に日本仏教の中心地として発展します。

戦国時代には一時期、織田信長などと敵対し、僧侶が殺害されたり、高野山攻めが行われることがありましたが、織田信長の死去によりなんとか難を逃れることができました。しかし、戦国武将には高野山信仰が広まり、多くの戦国武将の墓が作られました。

 

高野山に生まれたお寺「金剛峯寺」

次に高野山のお寺についてです。高野山は寺院を中心とした都市となっています。その寺院が金剛峯寺です。山まるまるひとつが金剛峯寺の境内とされており、一山境内地と呼ばれています。まず、壇上伽藍と呼ばれる場所があり、高野山における聖地のひとつです。

主に中門や金堂、西塔、御影堂などの歴史的な建築物が並び、高野山の中枢を担っています。金剛峯寺の仏教行事はほとんどが壇上伽藍で行われます。

さらに、壇上伽藍のほかに奥の院と呼ばれる、もうひとつの聖地があります。奥の院には高野山を開いた空海の御廟があり、空海最期の地であるとされています。しかし、中には空海は現在も生きていると考えている者もいるそうです。

 

高野山には国の重要文化財が指定されたものばかりがある

また、金剛峯寺には徳川家の霊廟があることをご存知でしょうか。徳川家の初代将軍である徳川家康と、二代目将軍である徳川秀忠の霊廟、合わせて二つがあります。この二つは国の重要文化財に指定され、世界遺産に含まれます。

さらに、高野山には国宝や文化財が多くあるため、それらを守り、展示する高野山霊宝館があります。国宝、重要文化財など合わせて50,000点が収蔵されており、一般の人でも見学することができます。

数ある京都の寺の中でもダントツの風情ある寺「勝持寺」

京都郊外の大原野に位置する勝持寺は、平安後期の歌人である西行法師が出家した寺として有名です。創建されたのはなんと679年で、応仁の乱で一度焼失したのちに再建されたという途方もなく歴史のある寺です。

勝持寺へ出家した西行法師は百人一首で有名な人

西行法師といえば、百人一首の句でも知られていますがこちらもどこかで耳にしたことがありませんか?

「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」

この歌に詠まれている花は桜だそうですが、このような歌を詠むほど桜を愛していた西行法師ゆかりの勝持寺は、今や京都随一の花の寺として多くの人々を魅了しています。

 

勝持寺へのアクセス方法と料金

勝持寺へのアクセスですが、JR向日町もしくは阪急東向日からバスまたはタクシーでの移動となります。マイカーでは寺の駐車場まで入れますので、車で移動ができるならそちらがおすすめです。

京都市街地のような利便性のない場所ですが、その分街の喧騒から離れて静かに散策を楽しむことができます。

受付にあたる書院で拝観料大人400円を払います。開門時間は、朝9時から夕方5時(受付終了4時30分)です。

では勝持寺へご案内いたしましょう。

 

勝持寺の魅力は「建物」と「風景」が融合した美しさがあること

まず、応仁の乱の戦火をまぬがれたという仁王門をくぐり寺の入り口までの坂道を登ります。桜の美しい花の寺として有名な勝持寺ですが、実は紅葉の寺でもあり、この仁王門をぬけた白壁の道の紅葉の美しさも息をのむほどです。

中に入り、収蔵庫にあたる瑠璃光殿には重要文化財である本尊の薬師如来や同じく重要文化財である胎内仏薬師如来、仁王像などの貴重な仏像がおさめられています。それらを拝んだらゆっくりと散策開始です。

桜の頃には圧倒されるほどの美しい桜色に境内が染められています。その多くがしだれ桜でなんとも優美なたたずまいを見せてます。

約100本の桜の木がありますが、中でも鐘楼の傍らにある八重桜は西行桜と呼ばれ、西行が植えた桜の三代目と言われています。桜が満開のジャストシーズンを逃しても、二分咲きの桜も散り際の桜と葉桜の青もまた歴史ある寺の風景に溶け込んだ美しさがあり決してがっかりさせられることはありません。

せっかく大原野まで来たのなら、隣接する(といっても徒歩数分かかりますが)大原野神社にも立ち寄ってみてください。こちらも歴史ある神社で紅葉の美しさでは勝持寺と並んで人気があります。

桜の春、紅葉の秋、どちらも美しい花の寺勝持寺で西行法師に思いをはせながら一句詠むのもまた一興。次の京都旅は大原野まで足をのばしてみませんか?

寺を通して知る京都の自然(天龍寺、嵐山)

京都市内の魅力はとても一言で語り尽くせるものではありません。観光ひとつ取り上げてもそうです。ただ、そうした中で一つの切り口として、自然との共存をテーマに掲げて、市内を回ってみるのも、京都の持つ多彩な魅力の一端に触れ得る機会になると思います。

有名どころは「嵐山」「天龍寺」「南禅寺」

京都に生まれ、その後東京に移られてから京都の学校に学び、独創的な建築家となられた白井晟一さんは、京都のいい場所はほとんど寺に独占されてしまっている、とおっしゃられたことがあります。

白井さんが言ういい場所とは、自然景観と一体化されたような境内地が広がる例えば、天下の景勝地の名を欲しいままにする嵐山と天龍寺の関係、高級住宅街としても知られる南禅寺界隈と東山、そして南禅寺の関係。

こうした古刹は寺として名高いばかりか、自然との結びつき、共生の仕方にもまた、他の追随を許さない卓越性を有しているように思います。

自然との共存をテーマに、京都を観光されることを一つのモデルパターンとして、お勧めするゆえんです。

 

天龍寺について解説します

嵐山、そして天龍寺を見ていきます。嵯峨野にもほど近い立地は、その知名度の高さから言っても京都の観光名所中の名所といって過言ではありません。同時に天龍寺を訪ねれば、嵐山と嵯峨野の自然を満喫することが出来ます。

市街からのアプローチとしては、四条大宮と北野白梅町から線の出ている嵐電に人気があります。レトロな一両編成の電車は、道路との併用区間も走るため、路面電車仕立てになっていて、のんびりとした風情を楽しめます。

嵐電嵐山駅を出るとすぐ、天龍寺の参道入口です。導かれるともなく山門を潜れば、長い参道に沿っていくつもの塔頭寺院を従え、その先突き当りに白壁がまばゆい大方丈がどんと控えています。古刹に相応しい堂々とした伽藍は、いつ訪れても心が洗われるようです。

そして、この大方丈には夢想疎石作庭といわれる、大きな池水式の庭園が見事に嵐山の自然と調和しています。白井さんが、京都のいい場所はすべて寺に占拠されていると詠じたのもうなずける、素晴らしい景観です。

 

京都の良さは「自然との調和」

方丈を離れて広い境内の庭園を北門から出ますと、そこは嵯峨野の風情を今に伝える竹林の道です。緩い坂を右に左に折れれば、大河内伝次郎が私財を投げ打ち丹精込めて作り上げた大河内山荘の入口になります。この山荘に上ると京都市街を見渡すことが出来ます。こちらもまた自然との調和が見応え十分です。

参拝することで、嵐山と嵯峨野の自然景観を堪能できる天龍寺。京都には他にも、自然と調和した古刹があります。訪ねれば、寺を知るばかりか、自ずと京都の自然のよさも体験できます。寺を通して知る自然は、京都をますます好きにさせてくれるはずです。